Copyright(すべての動物画)太田 頼孝
このホームページの内容は平成8年から平成12年にかけての当会の活動内容をもとに作成されております。すべてにおいて現在の状況とは必ずしも一致しない場合があることをご承知おきください。
私たちが「食べる機能を育てる会」を発足させたのは平成8年のことです。茨城県立医療大学に摂食指導チームの設置を求めて署名運動をしたのが始まりでした。平成8年9月県議会において請願採択となり、目標をひとつ達し、その後は摂食機能障害児の親を中心に活動しています。
今でこそ「摂食機能障害」という言葉も聞かれるようになってきましたが、署名活動をしていた頃は言葉すら知らない人がほとんどで、私たちは摂食機能障害の意味と摂食指導の重要性と必要性を説いていきました。脳や口腔の基礎疾患が元で口から上手に食べられない子どもたち、それがわが子となれば、何とかしてやりたい。茨城にも摂食指導のための専門チームが欲しい、切実な願いでした。摂食機能障害は障害を持った子どもだけでなく、お年寄りや中途障害の人たちにもあり得ることです。私たちの願いは2万5千人を超える人々の署名の上に成り立ちました。この活動を通して、それまで、バラバラだったお母さんたちが集まりました。一人ではないと言う安心感、日常のちょっとした工夫を教え合ったり、勉強し合ったり……。
このホームページは、わが子の食べる機能に悩みを持つ母親の声の結晶です。日常生活の中で、お子さんのためにそして、親の活力の一端となれば幸いです。
連絡先:茨城県土浦障害者歯科センター TEL:029-822-3835 FAX:029-826-4832
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