|
■おわりに
<チームアプローチが大切>
摂食指導をうまく進めるには、単に口の動きだけでなく、全身状態、口腔の訓練の方法、介助の方法、食物形態、栄養、食事の姿勢、食具・食器の選択、食卓・椅子の選択、食事の雰囲気など多岐にわたっているので、それぞれの専門家のチームアプローチがとても大切です。医師、歯科医師、看護婦(士)、理学療法士、作業療法士、言語療法士、栄養士、歯科衛生士など、いろんな職種の関わりが不可欠です。
土浦では、1999年4月より「摂食カンファレンス」という事例検討会を月1回行っています。上記の医療職の他に学校教諭、ホームヘルパーなども参加して、それぞれの立場から摂食障害者を支えようというものです。各職種が共通の理解を持って関わるためにとても有効ですし、事例を通して参加者の勉強になっています。地道な活動が、この地域の「摂食・嚥下リハビリテーション」のレベルアップにつながると考えます。
<おわりに>
食べる機能を育てる会は、食べる機能の障害を持っている子たちが、おいしさを味わい、楽しい食事ができるように、機能を伸ばしてあげたい、そんな思いを持つ親や専門家が集まって作った会です。月日を重ねるうちに、会員も増えて勉強会や講演会、お楽しみ会を定期的にできる立派な会になりました。その成果かこの会ができた頃に比べると、「摂食・嚥下リハビリテーション」というものが、この地域でも随分理解されてきたと感じます。
このホームページが、食べる機能の障害を持つ子の親および関係者のいっそうの理解に役に立てばと願っています。
参考図書
1. 金子芳洋ほか : 食べる機能の障害. 医歯薬出版、1987, p.90,107,115.
2. 向井美恵ほか : 食べる機能をうながす食事. 医歯薬出版、1994, p.34,36,38.
3. 才籐栄一ほか : 摂食・嚥下リハビリテーションマニュアル. 医学書院、1996,
p.144,145,146,149.
4. 森崎市治郎ほか : 障害者歯科ガイドブック. 医歯薬出版、1999, p.100,106.
5. 第5回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会 : 摂食・嚥下技術セミナー 「小児部門」「成人部門」.
1999, p.27,36.
6. (財)予防接種リサーチセンターほか : 家庭看護 No.14. (財)予防接種リサーチセンター、 1990,
p.8,24,26.
<トピックス>
・摂食機能の発達〜おっぱい飲みから離乳食へ〜
・環境を整えて能力を最大限に引き出す
・訓練法について
・口腔ケアーについて
・おわりに(現在表示中のページ)
・Homeへ戻る ・Site Mapを表示する
|